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イタズラな満月(フルムーン)
第8章 6th moon…知らされる真実
コンコン
「入るぞ?」
そう言うとヌエバはユトが1人残る部屋に入っていった。
「何やってんだ、全く。」
「……まだ、居たんですか?」
「フ…帰る前にジェーナと少し話して居たところだったんだがね。なんと、そこにあの女の子が泣きながら飛び出してきたもんだから。そんな姿見たら明らかに放っておけないだろう?」
そういうヌエバは座り込むユトに対して上から見下ろすように見つめていた。
その視線を感じながらも、膝を抱えながら顔を腕に埋めたままのユト。
「私は今回の、たった今のことを本来ならば報告しなくてはならないのだが?」
「報告…」
「そうだ。ましてや、君はジェーナ側の使い魔。私はヌエバだ。突き落とすには全く痛手ではない。」
「入るぞ?」
そう言うとヌエバはユトが1人残る部屋に入っていった。
「何やってんだ、全く。」
「……まだ、居たんですか?」
「フ…帰る前にジェーナと少し話して居たところだったんだがね。なんと、そこにあの女の子が泣きながら飛び出してきたもんだから。そんな姿見たら明らかに放っておけないだろう?」
そういうヌエバは座り込むユトに対して上から見下ろすように見つめていた。
その視線を感じながらも、膝を抱えながら顔を腕に埋めたままのユト。
「私は今回の、たった今のことを本来ならば報告しなくてはならないのだが?」
「報告…」
「そうだ。ましてや、君はジェーナ側の使い魔。私はヌエバだ。突き落とすには全く痛手ではない。」