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イタズラな満月(フルムーン)
第8章 6th moon…知らされる真実
「その…前?」
「あぁ、その行為の前」
「…ッ」
「言ったんだね?何を言ったんだい?」
「…しっかりとは言ってないんですけど…言う前にされたから…」
「何だい?」
優しく聞き返すジェーナに、雅はゆっくりと話し始めた。
「甘えてばっかりだし…これ以上頼らないようにって…」
「それで?」
「それから…確か…ユトなんか…要らないって言い掛けたときにキス…されました…」
「それでたね。」
「…え?お婆さん…それでって…」
「その一言を言ってはならないんだよ…。少なくとも、使い魔とのバディの立場である相手に関してはタブーなんだよ。」
そう言われながらも、何がなんだか意味が分からずきょとんとした様子の雅にジェーナは続けて話した。
「あぁ、その行為の前」
「…ッ」
「言ったんだね?何を言ったんだい?」
「…しっかりとは言ってないんですけど…言う前にされたから…」
「何だい?」
優しく聞き返すジェーナに、雅はゆっくりと話し始めた。
「甘えてばっかりだし…これ以上頼らないようにって…」
「それで?」
「それから…確か…ユトなんか…要らないって言い掛けたときにキス…されました…」
「それでたね。」
「…え?お婆さん…それでって…」
「その一言を言ってはならないんだよ…。少なくとも、使い魔とのバディの立場である相手に関してはタブーなんだよ。」
そう言われながらも、何がなんだか意味が分からずきょとんとした様子の雅にジェーナは続けて話した。