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イタズラな満月(フルムーン)
第8章 6th moon…知らされる真実
「バディ側から【要らない】と言われたらその瞬間に使い魔、あんたの場合はユトが、消えるんだ。」
雅にとっては思いがけない言葉だった。突然すぎるその事実、そして、残酷な程までの真実…それを突如突きつけられた。
「消…える?」
「あぁ。そしてバディを失ったあんたは誰もが驚くほどのスピードで命の灯火は消えて黄泉の国にも行けなくなってさまようことになる。」
「私のことは良いの!ユトが消えるって…それってどういう…」
「お止め!」
雅の言葉を聞いたジェーナはぴしゃりと怒鳴りつけて厳しい表情を浮かべた。
「自分がどうなってもいいなんて滅多なことを言うんじゃないよ。」
「…でも」
「そんな自分すら大事に出来ないならそんな命のためにあの子を巻き込むんじゃないよ。」
雅にとっては思いがけない言葉だった。突然すぎるその事実、そして、残酷な程までの真実…それを突如突きつけられた。
「消…える?」
「あぁ。そしてバディを失ったあんたは誰もが驚くほどのスピードで命の灯火は消えて黄泉の国にも行けなくなってさまようことになる。」
「私のことは良いの!ユトが消えるって…それってどういう…」
「お止め!」
雅の言葉を聞いたジェーナはぴしゃりと怒鳴りつけて厳しい表情を浮かべた。
「自分がどうなってもいいなんて滅多なことを言うんじゃないよ。」
「…でも」
「そんな自分すら大事に出来ないならそんな命のためにあの子を巻き込むんじゃないよ。」