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哀しい唄
第4章 恐るべきこと

ヘルパーさんには、簡単に事情を説明し、昼間、桃花と一緒に早百合の面倒をみてくれている。
桃花のお腹が競り出してきた、6ヶ月…
4月のある日…
病室で早百合は、泣いた…
「おうちに居たい。なんで?なんで、さゆは病院で、桃花ちゃんは、おうちなの?」
「…。」
「ずっとじゃないから。桃花、お腹大きくなってきただろ?」
「うん。さゆ、触ったらグニュッて動いて、怖かったもん。今は、面白いけど。」
「…。」
病室は、個室だから、安心して話せる。早百合は、わからないが…
「また、くるから。ねっ、ママ…」
そう言い、ママに触れようとした時…
パチンッ…
ママが、私の手をはねのけた…
桃花のお腹が競り出してきた、6ヶ月…
4月のある日…
病室で早百合は、泣いた…
「おうちに居たい。なんで?なんで、さゆは病院で、桃花ちゃんは、おうちなの?」
「…。」
「ずっとじゃないから。桃花、お腹大きくなってきただろ?」
「うん。さゆ、触ったらグニュッて動いて、怖かったもん。今は、面白いけど。」
「…。」
病室は、個室だから、安心して話せる。早百合は、わからないが…
「また、くるから。ねっ、ママ…」
そう言い、ママに触れようとした時…
パチンッ…
ママが、私の手をはねのけた…

