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好きになった人
第5章 春ー2
抱きしめられながら、眠りに落ちていく

腕の中は、温かい。。。


好き。。。


ギュッと抱きついて眠りに落ちていく

髪を撫でているのが、安心する


だから、煽るなよ。。。


眠りに落ちていく私の頬にキスしてくれる


おやすみ。。。


次の日、目が覚めると陸の話し声が聞こえる

着替えて、起きていくと出かけるようだ


陸?

茉莉ちゃん、電話繋がったの?


ああ。。。

迎えに行ってくる


私も行くわ?


はあ?

何で?


陸と、茉莉ちゃんの二人で帰ってきたら、直樹に勘違いされて、殴られるわよ?

璃子ちゃんにも、電話して?

璃子ちゃんの家にいたことにしたらいいから。。。

私が直樹に言ってあげる。。。


何で?


こないだ、璃子ちゃんにいじわるなこと言ってしまったから、気になるのよ。。。

お詫びかな?


ふーん?


待ってて?誠に話してくるから。。。


寝室に戻ると、誠も着替えていた


誠?

茉莉ちゃんを迎えに行って、送ってくるわ

いい?


私の髪を撫でてくる


いいよ。。。

俺も、ゆりを迎えに行ってから、行くよ。。。

後で合流しよう。。。


ゆりさんを迎えに?


イヤか?


イヤだよ。。。?


何もないよ。。。

後で、合流しよう?


ギュッと抱きついていく


俺だってイヤだよ。。。

詩織がアイツに逢いに行くの。。。


ギュッと抱きしめてくれる


詩織、信じてるから。。。後で合流しよう?


わかった。。。

私も信じてる。。。


優しくキスしていく


陸と、璃子と一緒に茉莉を迎えに行くと、泣き出しそうな茉莉がいた

好きな人とは、結ばれないから、違う人を求めてしまう。。。

自分と重なり、抱きしめてあげたくなる

自分で自分を抱きしめて泣いていたのを思いだし、抱きしめていく

腕の中の茉莉が震えている

もっと自分を大切にして。。。

抱きしめてあげると、抱きついてくる

寂しくても、自分を傷つけることは、しないで。。。

寂しかったんだね。。。

自分も、泣いていたのを思いだしてしまう

私が助けてあげる。。。

今日1日だけは、助けてあげたい

直樹や陸のことで、茉莉を傷つけたのは私だ

せめて、寂しくて傷つけてしまった日くらいは、助けてあげたい。。。


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