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好きになった人
第5章 春ー2
陸と、歩いていく間、陸は私を見ていた

気づかないふりして、前を見て歩いて行く


母さん、家知ってるんだ?


昔、何回か行ったから。。。


高校生の私が歩いているのが見える

懐かしい景色に心が揺れている


母さん、コーチと何で別れたの?


え?


何となく、聞きたくて。。。


ふふっ

さあね。。。?

忘れちゃった。。。ずっと前の出来事だから。。。


ふーん?


陸は、何で茉莉ちゃんと付き合わないの?

私のせいかな。。。?


え?

俺、茉莉のことは好きだけど、妹みたいにしか好きじゃないよ?


そうなんだ?


家に着くと、初めて来た日を思いだしてしまう。。。

チャイムを鳴らすと、驚いた顔の直樹が出てきた


おはよう?

茉莉ちゃん、送ってきたよ?

璃子ちゃんの家にいたみたい。。。

携帯の電池切れで、連絡出来なかったみたい

璃子ちゃんのママから連絡あって、連れてきたのよ。。?


詩織?

茉莉を連れてきてくれたのは、感謝するけど、かばうなよ?


いいじゃない?1度くらい?

自分も、たくさんしてるくせに?


とりあえず、入って。。。?

誰かに聞かれる。。。


茉莉を見ると、私の後ろに隠れている

陸と、璃子はさっさと入っていく


おじゃましまーす


知りたくなかった直樹の家庭の空間に入っていく


リビングに入ると、私にソファーに座るように言ってくる

ソファーに座ると、茉莉を見て話している


今度からは、連絡しろよ?

今日は詩織に免じて許してやるよ。。。

心配したんだからな?


茉莉の頷く顔が見える


詩織に話があるから、部屋に言ってろ?


え?


直樹が茉莉と陸、璃子をリビングから追い出して行こうとする

陸が抵抗して私を見ている


陸、璃子ちゃん、茉莉ちゃんの話を聞いてあげて?

聞いてほしいこと、あるんじゃないかな?

きっと、寂しくて堪らないんだと思う。。。

友達になら、話せるんじゃないかな?


茉莉を見ると、うつむいたままだ。。。


陸。。。?

私なら、もうすぐ誠が迎えにくるから、大丈夫よ?


陸を見ると、不安な顔している


わかった。。。


3人がリビングから出ていく

扉が閉まり、静かな空間になる








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