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好きになった人
第5章 春ー2
アイスコーヒーを渡して、私の前に座る直樹を見る


詩織。。。今回だけだからな?

茉莉のことには、口出しするなよ。。。


わかった

茉莉ちゃん、自分に重なって見えて。。。

今日は、許してあげて?


もう、何も言わないよ。。。

陸と、一緒じゃなかったんだな。。。


そうね。。。

寂しくて堪らなかったんだよ。。。


手が伸びてきて、髪を撫でてくる


そっちに、行ってもいい?


っ。。。ダメ。。。


直樹が近づいてきて、隣に座る

拒めない私は、固まってしまう。。。

髪を撫でながら、聞いてくる


約束、守れた。。。?


最期にした約束。。。

愛してる印が消えるまでは、誰にも抱かれない。。。


っ。。。


俺は、約束守ってたよ。。。?

もう、詩織以外は抱きたくない。。。


直樹。。。ごめん。。。

もう、最期にしたから。。。


涙が流れていく


最期の約束すら守れなくて。。。

誠と、傷つけ合うセックスしたら、怖くなり、セックス出来ずにいるの。。。

あれ以来、ずっとレスで、セックスするのが怖い。。。


髪を撫でながら、抱きしめてくる


泣かないで。。。?

最期にしたんだと、わかってたよ。。。

あんなに愛し合ったら、忘れられないだろ?


っ。。。ごめんね。。。


やっと抱きしめられたのに。。。


体が離れていく

唇をなぞりながら、見ている


っ。。。


こんなに、好きなのに。。。

キスさえ、出来ない。。。


見つめ逢うと、どちらからともなく、唇が近づいていく

ふれるキスした瞬間、チャイムが鳴るのが聞こえる

体が離れて、直樹がモニターを見ている


ゆりと、旦那が来たよ。。。?


慌てて、立ち上がると抱きしめられていく


帰さないって言ったら、どうする?


ダメ。。。ごめん。。。


っ。。。仕方ないヤツ。。。


髪を撫でて、涙を拭いてくれる

ドアを開けると、陸と、璃子はすでにいた

誠が、ゆりの背中を押していく


詩織、帰ろう。。。?


笑いかける誠に近づいていく


遅いよ。。。?


ごめん。。。


じゃあねと、直樹と別れていく


先に歩いて行く璃子と陸は楽しそうだ

急に立ち止まり、私達に話ながら行ってしまう


兄貴が迎えにくるから、璃子と渚と食事して帰るよ








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