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好きになった人
第6章 夏―2
何度も果てて、声も出ないくらい叫んでいた

快楽だけを求めて愛されていると、意識が跳んでしまいそうになる

私の体は、どうしてしまったんだろう。。。

こんなに、求めて愛されても、もっと欲しがっている

満足しても足りない。。。

足りない何かは何だろう。。。?

何も考えないで、快楽と誠だけを感じていく

何度もビクンビクンと体が跳ねる

でも、もっと感じられることを知っている体は貪欲に求めている

何度も果てた後に、誠がイクのを感じた


まだ、ダメ。。。

もっと、欲しい。。。


欲張りな私。。。

言えない言葉を呑み込んで、蓋をする

あんなに果てたんだから、満足していないわけじゃない。。。

ただ、もっと確かに感じたい。。。

優しく抱きしめて、私から出ていくと私の中から誠の液体が出てくる

背中を向けて、シャワーに誘ってくる

余韻に浸りたい私と、そうじゃない誠のズレを感じる

先に浴室に入って行く誠を見ると、呼ばれる声がする

起き上がり、バスタブに浸かる誠の向かいに浸かる

手が伸びてきて、頬をさわる


何かした?


何で?


怒ってる顔してる。。。


何かしたの?


何だよ?


腕が伸びてきて、引き寄せられてキスしていく


あんなに、感じて叫んでいたくせに、何で、ご機嫌ななめなの?


もうっ。。。知らない。。。


何だ。。。言えばいいのに?

素直じゃないな?


ギュッと抱きしめてキスしてくる


イチャイチャしたかったんだろ?

クスクス笑いながら体を擦ってくる


もうっ。。。違っ。。。


詩織。。。?

言わないと、気づかない時もある。。。

気づいてあげられる時はいいけど、気づかないで、ズレを感じたり、すれ違うこともあるよ?

もっと、ちゃんと言うようにして?

また、すれ違ったりレスになってからじゃ手遅れになる。。。

わかった?


ハイ。。。


ズレを埋めていくみたいにキスしていく


誠。。。?


何?


まだ、足りないの。。。


詩織ちゃん?

あんなに、感じてたよ?


そうなんだけど、足りないの。。。

もう1回、しよう?


っ。。。さすがに、無理

何で、そんなこと、言うんだよ?


ええ?何でも言えって言ったよ?

もうっ。。。

知らないっ。。。













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