この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
好きになった人
第6章 夏―2
次の日
学校に行くと、びっくりするくらい、陸は普通だった
先輩は、忙しいらしく私に連絡すらしてくれなかった
寂しくなり、陸に話しかける
陸。。。?
何?
昨日、携帯を返してもらえた?
まあな。。。
暗証番号、わかったの?
ああ。。。
父さんと出逢った日だと思う。。。
この日がなかったら、父さんに逢うことも、今の自分もいない。。。らしい
やっぱり、解除しただろうな。。。
はあっ。。。まいったよ
っ。。。ごめん。。。
いいよ、茉莉が悪いわけじゃない
体調は大丈夫?
優しい言葉に、動揺してしまう
っ。。。大丈夫。。。
気にしてくれるの?
気になるに決まっているよ。。。?
心配している。。。
ヤバい。。。
優しさにドキドキする
今日、一緒に帰ろう?
っ。。。優しい言葉に、流されてしまう
茉莉、大丈夫?
大丈夫。。。
何で?
何?
何で、そんなに、優しいの?
腕を引かれて、抱きしめられる
っ。。。
ドキドキする。。。
茉莉。。。
一人で決めるなよ。。。?
優しい腕の中はずっと欲しかった場所だ。。。
嘘で、繋ぎ止めた陸の心を、離したくない。。。
ギュッと抱きついていく
陸。。。?
ん?
優しい腕の中から顔を見ると、ふれるだけのキスをしてくる
っ。。。
もっと、キスして欲しくなり唇を重ねていく
体には、ふれてくれない。。。
もどかしくなり、体を密着していく
茉莉。。。?
ダメだよ。。。?
っ。。。どうして?
妊娠してたら、体にさわるよ?
っ。。。いい。。。
だって、嘘だから。。。
心で応えて、体を求めていく
っ。。。陸は私じゃ感じない?
バカ。。。
ギュッと抱きしめられる
ダメだよ。。。
優しい声が聞こえる
抱いて欲しい。。。
口に出せない。。。
だって、嘘をついたから。。。
陸。。。?
陸は、私が産みたいって言ったら、どうする?
やっぱり、イヤ?
ドキドキする。。。
イヤだと言われたら、どうしよう。。。
もし。。。
もしも、妊娠していたら産んでほしいと思う。。。
命は、大切にしないと。。。
もしも、茉莉が産みたくない場合は、諦める
学校に行くと、びっくりするくらい、陸は普通だった
先輩は、忙しいらしく私に連絡すらしてくれなかった
寂しくなり、陸に話しかける
陸。。。?
何?
昨日、携帯を返してもらえた?
まあな。。。
暗証番号、わかったの?
ああ。。。
父さんと出逢った日だと思う。。。
この日がなかったら、父さんに逢うことも、今の自分もいない。。。らしい
やっぱり、解除しただろうな。。。
はあっ。。。まいったよ
っ。。。ごめん。。。
いいよ、茉莉が悪いわけじゃない
体調は大丈夫?
優しい言葉に、動揺してしまう
っ。。。大丈夫。。。
気にしてくれるの?
気になるに決まっているよ。。。?
心配している。。。
ヤバい。。。
優しさにドキドキする
今日、一緒に帰ろう?
っ。。。優しい言葉に、流されてしまう
茉莉、大丈夫?
大丈夫。。。
何で?
何?
何で、そんなに、優しいの?
腕を引かれて、抱きしめられる
っ。。。
ドキドキする。。。
茉莉。。。
一人で決めるなよ。。。?
優しい腕の中はずっと欲しかった場所だ。。。
嘘で、繋ぎ止めた陸の心を、離したくない。。。
ギュッと抱きついていく
陸。。。?
ん?
優しい腕の中から顔を見ると、ふれるだけのキスをしてくる
っ。。。
もっと、キスして欲しくなり唇を重ねていく
体には、ふれてくれない。。。
もどかしくなり、体を密着していく
茉莉。。。?
ダメだよ。。。?
っ。。。どうして?
妊娠してたら、体にさわるよ?
っ。。。いい。。。
だって、嘘だから。。。
心で応えて、体を求めていく
っ。。。陸は私じゃ感じない?
バカ。。。
ギュッと抱きしめられる
ダメだよ。。。
優しい声が聞こえる
抱いて欲しい。。。
口に出せない。。。
だって、嘘をついたから。。。
陸。。。?
陸は、私が産みたいって言ったら、どうする?
やっぱり、イヤ?
ドキドキする。。。
イヤだと言われたら、どうしよう。。。
もし。。。
もしも、妊娠していたら産んでほしいと思う。。。
命は、大切にしないと。。。
もしも、茉莉が産みたくない場合は、諦める