この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きになった人
第6章 夏―2
知ってる?


何を?


空の色が同じに見えると、運命みたいに感じるって。。。

いつも、母さんが空の色を言うんだけど。。。

ある日、サッカーしてたらコーチが同じ色を言ってたんだ。。。

まだ、再会してない時だったから、二人が知り合いだと知らなくて。。。

コーチに母さんも同じ色を言ってたって言ったら

じゃあ、俺はお前の母さんと、運命の人かもな?って言ってた。。。

何年かして、二人が再会して、知り合いだとわかった時に思い出したんだ

コーチが、俺に運命みたいに感じるだろ?って言ってた


え?


陸が何を言いたいのか、気づいてしまう


コーチの娘だから、同じように、運命みたいに感じると思ったのに?って思った。。。?


まあ、少しな?

なかなか、あるわけないよな?

クスクス笑いながら歩いて行く


立ち止まり、陸を見る


どうした?


私、コーチの娘じゃないの。。。


え?


私のお父さんは、コーチじゃないみたい。。。


笑顔を見せたはずなのに、涙が流れていく


あれ。。。?おかしいなあ。。。

1度も泣かなかったのに。。。


泣いている私に、陸は困っているはずだ。。。

なかなか、涙が止まらない。。。


ごめん。。。すぐに、泣き止むから。。。?


茉莉?


ふわっと抱きよせられる



いいよ、泣いて。。。

付き合うから。。。

泣き止むまで、抱きしめてる。。。


っ。。。陸。。。


陸に甘えて泣いてしまう。。。


私だけ、家族じゃなかった

聞いた時は、平気だった

ああ、やっぱりね。。。って

でも、やっぱり、お父さんはお父さんで。。。

お父さんは、私に変わらず接してくれる

私だけ、家族じゃなかったって思ったら、空っぽになったみたいで。。。

コーチの娘じゃないから、運命みたいに感じないよね。。。


ギュッと抱きしめてキスしてくる


ごめん。。。

知らなくて。。。っ。。。


優しくキスを何度もしてくる

私を慰めるように、してくるキス

唇は温かい。。。


っ。。。陸。。。


傷つけて、ごめん。。。っ。。。


違っ。。。


唇が離れて、涙を拭いてくれる


黙って?

キスに集中してろ。。。


誰も通らない路地で、陸に溺れるようにキスしていく


泣かないで。。。?



/422ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ