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第7章 夏―2.5

予定あるの？


手が体を這ってくる

腰を撫で、お尻を撫でてくる


っ。。。


生理、終わった？


耳を舐めながら、聞いてくる

手を絡めてくる


明日、予定開けておいて。。。？


うん。。。


首筋に吸いついてきて、囁いてくる


おやすみ。。。


抱きしめられて、手を絡めて眠る

必要以上にドキドキすると、なかなか眠れない

後ろを振り向くことも出来ないで、誠がどんな顔しているかも、わからない。。。

目を閉じて、眠るように、努力していく

誠が私の予定を決めたおかげで、直樹には断りやすくなった

直樹が好きなのは、変わらないけど、終わりにしたんだから、いつまでも終わりになんて出来ないなんて、ダメだ

あの甘いキスに溺れたら、溺れたままになってしまう

何が、大切かを考えたら、逢うべきではない。。。

流されてはいけない。。。

甘いキス、長い指を想うだけで、体が熱くなる

危険だ。。。

誠の手をギュッと握る

この手は離したくない。。。


ん。。。？眠れない？


耳を甘く噛んでくる


ぁ。。。っ。。。


耳を甘く噛んで舐めながら、囁いてくる


愛してる。。。


んんっ。。。ぁあ。。。


声。。。出てるよ？

続きは、明日な？

クスクス笑いながら抱きしめられていく


木曜日。。。目が覚めると、手を繋いだままだった

蓮と陸を見送って、洗濯していると携帯が鳴るのが見える


詩織、携帯、鳴ってるよ？


誠が、私を呼んでいる声がする


電話じゃないから、後で見るっ


窓の外から返事をすると、誠が見える

私の携帯を見るだろうか。。。？

メールは、多分、直樹だ。。。

今朝、メールして断った


今日は、ダーリンと過ごします

ごめんなさい。。。


このメールの返事だろうな。。。

誠を見る

出かける用意をしているようだ

どこかに、行くのかな？

洗濯を終わり、空を見る


今日も、いい天気だなあ。。。？

今日は、スカイブルーね。。。

ふふっ

きっと、直樹も見ている。。。


振り向いたら、誠が近くにいて驚いてしまう


きゃあっ？


何だよ？


だって。。。？

さっきまでいなかったのに、急にいるから。。。

今日も、いい天気よ？


今日は、何色？


水色かな？


スカイブルー。。。


え？