パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 秋

わかった。。。


Tシャツになると寒い

誠が、パーカーを着せてくる


直樹に、パーカーを渡す


ごめん。。。

ありがと


もう、いいみたいだな？

見つからないの？


ないのよ。。。

まあ、いいわ

高かったんだけど。。。

私、ゴミ捨ててくるね


ゴミを持つと、誠が取り上げる


蓮はどうしたんだよ？


ふふっ

後で、見に行こうよ？

黒執事と白執事が見られるよ？


はあ？


ゴミ捨て場所にくると、私のパーカーを見つける

踏んだ足跡がたくさんあり、破れている


え？

何で？


これ、詩織のパーカーだろ？

ひどいな。。。


パーカーを手にすると、震えてくる


誰よ。。。あの女だわ。。。


おい？

おちつけよ？


私から、パーカーを取り上げる


返してよ？


どうする気だよ？


文句、言いにいくのよ

あの女の上着も脱がせて、踏んでやるわ

こないだは、コーヒーで今日はコレよ？

ありえないっ


おちついて？


おちついてるわよっ

返してっ


誠と、パーカーの奪い合いになる

私の腕を掴んで、睨んでくる


ゆりがやった証拠はないんだろ？

責めにいったら、詩織の負けだよ？


だって。。。


涙が流れてくる

悔しくて、泣いてしまう。。。

髪を撫でて、抱きしめてくる


帰る？


うん。。。


泣き止むまで、髪を撫でてくれる


詩織が、アイツのパーカー着てたからだろ？


違う。。。見つからなくて、借りたんだから。。。

パーカー、陸と蓮と色ちがいなのに。。。


買ってやるから、泣くなよ。。。

俺のだけ、お揃いじゃないのかよ？


だって。。。誠の選ぶ色とかぶるから、イヤだって蓮と陸が言うから。。。？


はあっ。。。わかったよ

買ってやるから、泣くなよ


う

靴も買ってくれる？


わかったわかった。。。

買いに、行こう？

荷物、とってこいよ。。。

車、とってくるから？


うん。。。

私のパーカー、貸して？


何で？


直樹に、言いつけてくるからよ


お前、全く話聞いてないな？

証拠はないんだろ？


証拠はなくても、言いつけてくる


早く荷物をとってこいよ？

諦めろ


っ。。。

わかったわ

誠のバカっ


パーカーは、諦めて荷物を持つ