この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月光の誘惑《番外編》
第1章 月下の桜(一)

 速めた抽挿に合わせて、あかりさんが啼く。その甘い声すら、昇り詰めるための道具でしかない。
 高められた射精感に、抗うことはしない。欲望のまま腰を打ち付けて、昇ってきたものをすべて吐き出すだけ。

「イッ……!」

 先端から精液が弾けるように広がり、あかりさんの奥を汚していく。きゅう、と中が締まり、管の中の精液も残らず吸い取るかのように蠕動する。

 何だこれ。
 気持ち良すぎるだろ。

 律動を緩めながら、ゆっくりとあかりさんの中を味わう。彼女も俺の動きに合わせてびくびくと震える。
 目をぎゅっと閉じて、頬を紅潮させたまま、小さく喘ぐ。たまらなく、かわいい。

「あかり」

 トロンとした表情のあかりさんの頬に、額に、唇にキスをして、ゆっくりと肉棒を引き抜き――引き抜け、ない。

「あかり?」
「まだ、抜かないで」

 いつの間に腰に足を絡めていたのか。気づかなかった。
 二回戦の誘いか? まぁ、できるけど。
 でも、せっかくヤルなら体の隅々まで舐って、喘がせて、堪能してから、体位を変えたい。
 今はとりあえず、休憩。あかりさんを潰さない程度に体重をかける。腕の中に囲い込んだ彼女に、優しく口付ける。

「……中で出すの、初めて」
「気持ち良かった?」
「気持ち良すぎるよ、生中出し」

 皆そう言うよ、とあかりさんは笑う。皆。皆、かぁ。

/104ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ