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愛憎
第18章 奮起

いつもは電車が動き出した後、すぐに首元で抱き締められる感覚。
萌は電車が動く寸前までドキドキしたが、いつまでも抱き締められる事は無かった。
しかし…
さわ…さわ…尻が軽く触られた後に、尻が揉まれた。
(まさか、またまこちゃん?)
怒鳴り付けようとしたが、はぁはぁ…耳元で吐息が聞こえる。
ぞわり…
そんな感覚が自分を襲う。
(ち、違う人だ…)
そう思い、手で尻を揉む手を何度も振り払う。
(誰か、助けて…)
誠の顔がまるで条件反射の様に思い浮かぶ。
ハッ…とし
(違うもん!もう絶対許さないもん!)
そんな事を思っていると、突然尻を揉む手が無くなった。
(え…)
そう思い、振り返ってみると、萌と遥かに高い身長と髪の毛が栗色の同じ学校の学ラン。
身長に覚えがあった。
(もしかして、まこちゃん…?)
そう思う自分に戸惑いを感じる。
しかし、心地良い。
そんな風に思った自分もいる。
ざわざわした胸の奥で
『まず、多分ここからは自分で気付いてく事、そんな気がする。』
こないだ、ゆう先生に言われた事を思い出す。
ゆっくりゆっくり考えてみよう。
そんな事を思ったが…
萌は電車が動く寸前までドキドキしたが、いつまでも抱き締められる事は無かった。
しかし…
さわ…さわ…尻が軽く触られた後に、尻が揉まれた。
(まさか、またまこちゃん?)
怒鳴り付けようとしたが、はぁはぁ…耳元で吐息が聞こえる。
ぞわり…
そんな感覚が自分を襲う。
(ち、違う人だ…)
そう思い、手で尻を揉む手を何度も振り払う。
(誰か、助けて…)
誠の顔がまるで条件反射の様に思い浮かぶ。
ハッ…とし
(違うもん!もう絶対許さないもん!)
そんな事を思っていると、突然尻を揉む手が無くなった。
(え…)
そう思い、振り返ってみると、萌と遥かに高い身長と髪の毛が栗色の同じ学校の学ラン。
身長に覚えがあった。
(もしかして、まこちゃん…?)
そう思う自分に戸惑いを感じる。
しかし、心地良い。
そんな風に思った自分もいる。
ざわざわした胸の奥で
『まず、多分ここからは自分で気付いてく事、そんな気がする。』
こないだ、ゆう先生に言われた事を思い出す。
ゆっくりゆっくり考えてみよう。
そんな事を思ったが…

