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愛憎
第18章 奮起

誠は萌に気付かれないように、早足で学校に着いていた。
(挨拶…謝る…復習ノート)
ブツブツ心の中で、これから萌にやる事を頭でシミュレーションしていた。
その時、ガラリッと教室のドアが開き、萌が入って来た。
(よ…よし、行くか…)
そう思い、萌に近づく。
「萌、おはよ〜!」
と、いつも通り言う誠に対し、萌は誠を一瞥し
「…はよ。」
と、誠を素通りする。
ここで、二言三言会話をいつもする二人がそんな雰囲気で、クラスの生徒は戸惑い気味で見ている。
「萌、ホント、ごめん。
ゆう先生に成績が下がってるって聞いて、良かったら使ってくれないか?」
そう言う誠に対し
萌は
「いらない」
と、小声で言う。
「で、でも…!!」
「いらないって言ってるでしょ?!他の人に聴くから!!
放っといてよ!」
差し出されたノートを思いっきり振り払う萌。
ピシ…
クラスの中が張り詰めた雰囲気になる。
そんな中、ゆう先生が
「おはよー!みんなー!」
と、入って来た事により、周りの生徒が安心した顔でそれぞれ席についた。
(挨拶…謝る…復習ノート)
ブツブツ心の中で、これから萌にやる事を頭でシミュレーションしていた。
その時、ガラリッと教室のドアが開き、萌が入って来た。
(よ…よし、行くか…)
そう思い、萌に近づく。
「萌、おはよ〜!」
と、いつも通り言う誠に対し、萌は誠を一瞥し
「…はよ。」
と、誠を素通りする。
ここで、二言三言会話をいつもする二人がそんな雰囲気で、クラスの生徒は戸惑い気味で見ている。
「萌、ホント、ごめん。
ゆう先生に成績が下がってるって聞いて、良かったら使ってくれないか?」
そう言う誠に対し
萌は
「いらない」
と、小声で言う。
「で、でも…!!」
「いらないって言ってるでしょ?!他の人に聴くから!!
放っといてよ!」
差し出されたノートを思いっきり振り払う萌。
ピシ…
クラスの中が張り詰めた雰囲気になる。
そんな中、ゆう先生が
「おはよー!みんなー!」
と、入って来た事により、周りの生徒が安心した顔でそれぞれ席についた。

