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愛憎
第3章 オシオキ

電車から降りた萌は改札口に向かう人の群れの中で一人呆然と佇んでいた。
ーー「どうだった?オシオキ。これで、誰かに言ったらこうなるって、分かったよね…?」
(これ以上誰かに言ったら、もっとヒドい事されちゃうってこと…?)
萌は身震いをする。
今日みたいなあんな愛撫が毎日続けられたら頭がどうなるか分からない。
もう少し冷静なら、痴漢行為をし、卑猥な写真を撮り、バラ撒くと脅すと言うだけで、わいせつ罪・恐喝罪にあたる。
その証拠だけで警察に突き出しても良い筈だし、誠やゆうに相談して、対処方法を考えられただろう。
しかし、公然の場所で体を触られ、素直に反応してしまったと言う事実が、萌を冷静じゃなくした。
毎日毎日痴漢行為を続けてく内にきっとエスカレートしていくだろう。
しかし冷静じゃない萌にはその頭はない。
痴漢の罠とは知らずに、ただ呆然としていた時、ポンッと肩を叩かれた。
「ひっ!」
体がビクン!と体を震わせる。
30分体が昂られた体は、その衝動だけで敏感に反応をしてしまうのだ。
ーー「どうだった?オシオキ。これで、誰かに言ったらこうなるって、分かったよね…?」
(これ以上誰かに言ったら、もっとヒドい事されちゃうってこと…?)
萌は身震いをする。
今日みたいなあんな愛撫が毎日続けられたら頭がどうなるか分からない。
もう少し冷静なら、痴漢行為をし、卑猥な写真を撮り、バラ撒くと脅すと言うだけで、わいせつ罪・恐喝罪にあたる。
その証拠だけで警察に突き出しても良い筈だし、誠やゆうに相談して、対処方法を考えられただろう。
しかし、公然の場所で体を触られ、素直に反応してしまったと言う事実が、萌を冷静じゃなくした。
毎日毎日痴漢行為を続けてく内にきっとエスカレートしていくだろう。
しかし冷静じゃない萌にはその頭はない。
痴漢の罠とは知らずに、ただ呆然としていた時、ポンッと肩を叩かれた。
「ひっ!」
体がビクン!と体を震わせる。
30分体が昂られた体は、その衝動だけで敏感に反応をしてしまうのだ。

