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愛憎
第6章 目隠し
お風呂にお湯を入れている間、痴漢は萌に深い口付けをする。

痴漢の吐息と、萌の吐息。

口蓋を痴漢の舌が暴れ回る。

お風呂のお湯の水音と、深い口付けでお互いの唾液同士が混じり合う水音に、萌は喜びを隠せない。

萌の欲望はエレベーターの口付けで、あっさりと痴漢に引き出されていた。

ふっと、痴漢が萌の口から離れる。

風呂のお湯が貯まったか、見に行ったらしい。

物寂しさが萌に襲う。

(ヤバイヤバイ…オチンチンだけは絶対に入れられたらいけない…)

危機感が襲う。

欲望が引き出されたとは言え、まだ萌にはほんの少しの貞操観念が残っていた。


「さぁ、お湯が貯まったから、制服、脱いでこうね…」

痴漢は上のジャージと、ハーフパンツを脱がす。

「フフ…もう、ハーフパンツが湿ってる…。
パンティーを脱がせるのが楽しみ…。」

そう言いながら、目隠しが外れるのが嫌だからと、萌を反対方向に向かせる。

セーラー服のジッパーを腹をなぞりながら上げる。

萌は腹をなぞられ

「ひゃんっ!」
と声を上げた。

「ここも気持ちいい所なんだね…。あとで、ちゃんと触ってあげる。」

元の方向に戻されると

プチンと、ブラジャーが外される。

ドキドキが最高潮に上がる。


「ふふ…。乳首が立ってる…」

痴漢は乳首を上下に刺激する。

「あんっ!」

痴漢の行為と言葉責めにいちいた反応する自分に、萌はひたすら恥ずかしく、これからどうなるのだろう…と言う気持ちで一杯になる。
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