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愛憎
第7章 その時
よく、萌を見ると顔が真っ赤に染まっている。

(そういえば、学校では普通の制服姿…よね?)

ゆうは疑問を抱き

「どうしたの〜?ハニワルックなんてしちゃって。
懐かしいわ〜!私もやってた」

と、話をする。


そうすると、萌は何か慌てた表情になり


「あ、い、いえ!唯ちゃんと約束があって、急ぎますので!!」

と、普段は砕けた口調で話す萌が、敬語を話し、早足で歩き出した。

…それからと言うものの、砕けた口調で萌は話をするが、何か壁を作っている印象を受け始めたのだ。





(恐らく、萌ちゃんがボーッとしてるのは、あのスタイルが原因な気がする…。
でも、まこちゃんは…どうなんだろう…)


吹奏楽部では、二年生の先輩と和解し、誠はパーカッションのパートについていた。

中学校で何度かやっていたらしく、難なく、パートをこなしている。
カボンなどの掛け持ちをしていて、楽器演奏をしている時はイキイキとした印象があった。


クラスの人間関係は、萌と別々の人間関係を築いている。

…その中で切なげに萌を目で追う誠の姿を目撃していた。


(好きなら、別々の人間関係なんか作んないで、一緒にいたり、告白したりしなさいよねぇ)

高校に来てからの誠の姿に正直ゆうは驚いていた。

入院の時に見せていた可愛らしさが全くと言っていいほど無くなっていたからだ。
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