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愛憎
第12章 暴れ回る振動に
慌てた萌は、言われたページを開いて教科書に書かれている英文を読んだ。

バイブレーションに耐えた、震える声で…。



ざわざわ…

昼休み。

いつも弁当を食べるメンバーと机を寄せ合い、萌は弁当を食べていた。

ブブブブッ

バイブレーションの振動は先程より大きくなったような気がする。

「今日はどうしたの?萌」

クラスメートの夏子が聞く。

バイブレーションに耐えながら

「あ…くっ、い、いやなんでもないっ!」

萌は言った。

何度も何度も弁当の中身を箸で落としながら、ようやく弁当を食べ切った萌。

そんな時

「萌ー!!」

と、また同じクラスの男子がドア際から声をかけて来た。


「な、なーにー?」

そう言うと、

「C組の小林がお前に話があるって。中庭にいるって言ってたわ!」

と言われる。


「きゃー!また告白ぅー?」

と、夏子は囃し立てた。

「あ、い、いや、話があるから、ちょっと行ってくるね」

なんとかバイブレーションの振動に耐えて歩き出す。


廊下に出る間際

突然、ローターが強になったらしく、先程よりまた強い振動になる。

強い振動に

「ああっ」

と、喘ぎ声を両手で抑えると、またバイブレーションが強くなったようだ。

まるで、行かせない…と、行っているかのように…。
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