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愛憎
第13章 怒り
「まず…どこから話したら良い?」
誠は萌に問う。
「んー…そうね…、今日帰りプラットホームにいなかったけど、どこにいたの?」
先ほどまで感じていた疑問から聞く事にした。
「学校から最寄駅前に着く駅、結構学校から近い距離なんだよ…。
だから、萌が学校出る前から歩いて行って、そっから電車に乗った…」
なんて、用意周到なんだろう、と、萌は思う。
そして、そう言えば、学校から出る時に誠の姿は無かった…。
そんな事を思い出した。
「痴漢しようとしたのは?」
萌は冷静に冷静に問う。
「萌が好きだったから…。触りたいって思ったのが最初だったかな…。」
「最初…?」
萌は疑問に思う。
「お前、痴漢にやられて、思いっきり振り払ったって言ってたろ?
それ、俺だ」
「…はぁ?!」
また、萌の怒りが着火した。
「それで、エスカレートしたのは」
怒気を含みながら萌は言う。
「お前を俺のものにしたかったからだ…」
その言葉を聞き、萌は怒りがふつふつ沸いてくる。
誠は萌に問う。
「んー…そうね…、今日帰りプラットホームにいなかったけど、どこにいたの?」
先ほどまで感じていた疑問から聞く事にした。
「学校から最寄駅前に着く駅、結構学校から近い距離なんだよ…。
だから、萌が学校出る前から歩いて行って、そっから電車に乗った…」
なんて、用意周到なんだろう、と、萌は思う。
そして、そう言えば、学校から出る時に誠の姿は無かった…。
そんな事を思い出した。
「痴漢しようとしたのは?」
萌は冷静に冷静に問う。
「萌が好きだったから…。触りたいって思ったのが最初だったかな…。」
「最初…?」
萌は疑問に思う。
「お前、痴漢にやられて、思いっきり振り払ったって言ってたろ?
それ、俺だ」
「…はぁ?!」
また、萌の怒りが着火した。
「それで、エスカレートしたのは」
怒気を含みながら萌は言う。
「お前を俺のものにしたかったからだ…」
その言葉を聞き、萌は怒りがふつふつ沸いてくる。