この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛憎
第14章 涙
午後17時。
吹奏楽部の全体練習が終わったゆうは、音楽準備室に一人でいた。

(うぅ〜ん…また、萌ちゃんとまこちゃんがいなかったわねぇ…)

放課後、ゆうに「休む」、とそれぞれ言って来て、誠はさっさと、萌はヨタヨタしながら帰って行っていた。

誠が無断欠席した日と、萌が欠席した日も、同じ日。

(…やっぱり、あの二人何かありそうね…)

音楽準備室の後片付けの点検をし、今日はもう帰るだけ。

(今日は健ちゃんは当直だし、雪ちゃんはお泊り保育。今日は私、何食べよう〜)

ん〜と、1日終わってホッとした為、思いっきり背伸びをしていた所、バタパタパタッと走る音が聞こえた。


(な、何?生徒?だったら注意しなきゃ…)


そう思い、音楽準備室のドアに向かい開けようとする。

ガラリ

ゆうがドアを開けようとした時、先に相手の方がドアを開けたようだ。

「わぁっ!」

ゆうはドアが開いた事にびっくりしてると、

相手も

「きゃあっ!」

と、ゆうの叫び声に驚き、悲鳴を上げる。

(な、なんかこんな場面、つい二日前にも経験した様なぁぁぁ〜)

そう思いながらドアを開けた人物に目をやる。


ドアを開いた人物。

それは、萌だった。

/125ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ