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愛憎
第14章 涙

泣きじゃくりながら
「まこちゃんに……されてた。」
と言った。
「え?ごめん、聞こえなかった。
もう、一回聞かせてくれる?」
萌はピンポイントに
「……痴漢されてたっ!!」
と言い、また、ぐすぐすと泣き出す。
ゆうは
「……えっ!!」
と、事の重大さに実感するのに時間がかかっているが、なんとか把握出来た。
(これで繋がった……)
萌がボーッとしていた意味。
誠がイライラしていた意味。
無断欠席と誠の言動。
勿論全てではない。
萌には辛い事も言いにくい事も多分私は聞かなくてはならない…。
ゆうは思った。
看護師として、担任教師として。
そして、なによりも萌と誠の昔馴染みとして…。
「まこちゃんに……されてた。」
と言った。
「え?ごめん、聞こえなかった。
もう、一回聞かせてくれる?」
萌はピンポイントに
「……痴漢されてたっ!!」
と言い、また、ぐすぐすと泣き出す。
ゆうは
「……えっ!!」
と、事の重大さに実感するのに時間がかかっているが、なんとか把握出来た。
(これで繋がった……)
萌がボーッとしていた意味。
誠がイライラしていた意味。
無断欠席と誠の言動。
勿論全てではない。
萌には辛い事も言いにくい事も多分私は聞かなくてはならない…。
ゆうは思った。
看護師として、担任教師として。
そして、なによりも萌と誠の昔馴染みとして…。

