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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第7章 赤いシルシ
ズルっ..
引き抜かれたモノに纏わりついた淫液が、テラテラと厭らしく光る。
彼女の奥は痛みでとっくに乾いていたのに、電マ責めの時に溢れた蜜が入口で泡を立てていた。
「…っ…おい、これ…」
「──マジかよ」
白く泡立つそれに混ざっていたのは──赤色。
それは、男の下半身にも付いていた。
「は? マジ?」
「血じゃんか、これ」
「ってことはこの女…──ッ」
花菜の中から出てきた少量の血。
慌てた男たちは互いの顔を見合う。
解放された花菜はソファーの上に崩れ、いまだ力の抜けない肩を震わしている。
「──…処女かよ」
動かない彼女を見下ろし、男たちの言い合いが始まった。