この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第8章 洗ってあげる

「そんなことない…。お兄ちゃんを疑ったりなんて、しない」

「……」

「信じてる」

「…よかった」

伊月がホッとした様子で、花菜のおでこに額をコツンとぶつけた。

軽めに触れ合う二人の額。

それは身長差のある二人がするには無理がある体勢で、伊月は腰を屈めていた。


スルっ...


始めに脱ぎ始めたのは花菜からだろうか。

互いの額が離れたと同時に、彼女はブレザーから片腕を抜いた。

それを手伝う伊月の手──。

両腕を抜いたブレザーは洗面所の床に落ちた。

その下の、シャツのボタンをひとつづつ外していくのは伊月の指。

ひとつ、ひとつ

それはどこか手慣れていて…。

緊張気味の花菜は、そんなことまで頭が回らない様子であったけれど。

/421ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ