この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第10章 兄妹だから

その中には彼女の下着が残っていて、少し湿った夜風にあおられ、はためいた。

“ あ… ”

「花菜?」

「……//」

それを目に止め、硬直する。

わたしってば…また変なこと考えて…//


「あの さ」

「…どうかした?」

「洗濯物のことなんだけどね、これからはわたしがするよ。干すのも、たたむのも」

「ん? 家事を手伝ってくれるのはもちろん助かるよ。でも急にどうして?」

「だって……」

顔が赤くなって、次の言葉を言いよどむ。

変なことは口走らないように

そう、なるべく自然に、自然に…

「だって全部まかせきりは駄目だと思って。…その、今日やってみたらわたしにもできたし」

「……」

「少しくらい手伝わないとお母さんにも怒られちゃうよ」

「……」

可笑しなことは言っていない…はず。

けれど伊月の返事がない。

“ これはこれで、嘘じゃないよね? ”

どこかわざとらしかったろうかと花菜が不安になり始めた時

やっと口を開いた伊月が、妙に真剣な声で問いかけた。

/421ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ