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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第12章 かき乱す者

始業時間5分前。花菜は教室のドアを開けた。

ところが、彼女が中に入ると同時にクラスメイトの視線がこちらにバッと集まった。

「あ、来た…」

「ねぇほら聞いてきてよ」

「?」

“ な、なに? ”

花菜の足が思わず止まる。

注目されることになれていない身体が萎縮した。

コソコソと話す同級生たち…。とにかく、嫌な気しかしない。

彼女が教室の出入り口で止まっていると、ひとつの席を囲んで話していた数人の女生徒が群れたまま近寄ってきた。

「おはよ〜鈴村さん」

そう挨拶してきた女は、これまで登校した花菜におはようなど言ったことがない生徒だった。

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