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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第12章 かき乱す者

去って行った後のドアからは、律儀なのかなんなのか鍵を閉める音まで聞こえた。

「お前も、そっち閉めとけば?」

「え…」

二人だけになった保健室。

背後に隠れていた花菜へ、不破がドアの鍵を閉めるようにうながす。

「でも鍵なんて勝手に閉めたら他の人が…っ」

「──どっちでもいい」

それに花菜が迷っていると、さほど必要でもなかったらしく不破は中へ進んだ。

…もちろんこの男、どこかに怪我を負っているわけではない。

そんな彼が目指したのは保健室の一角にある簡易なパイプベッドだった。


「ベッド…!? って」


不破が目指すベッドに気付いて、手を引かれる花菜がぎょっとしたのは言うまでも無い。

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