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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第13章 戒めの快感
すると首元のボタンに指をかけられ、抵抗しない間に外されてしまった。
首周りが開け(ハダケ)、ゆとりができる。
彼女が手を押し当てているところから上のボタンは全て外されたようだった。
「…っ」
「─…ハ、よくもこれだけ…」
露わな肌に不破の視線を感じる──。そこへ、渇いた笑いと一緒に彼の指が触れた。
「昨日かそこらで…よくもこれだけ増やしたな」
「…な…にを?─…ッゃ」
「痕だ」
続けざまに首筋を舌が這う。
不破が口ずさんだ言葉に耳を傾けようとしたけれど花菜の意識はそこへ持っていかれた。
「……は、ぁ、…あ…っ」
チュウ─ッ、レロ....
目隠しをされた彼女は逃げるよりも硬直を選んだ。
その間にも不破の舌は耳の下から首のラインをなぞり…鎖骨から、震える喉を舐めあげる。