この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第13章 戒めの快感


認めるわけにいかない

もし……もし認めてしまったら、わたし達は壊れてしまう


「…ッ……伊月、お兄ちゃん は……家族なの」

「……」

「兄妹で恋愛なんて、そんなの──…ゆ」


許されない


「──…そうだ、許されない」

「…っ」

「お前はそうやって常に自分を戒める。自分を騙し抑え付け、何にも気付かないフリまでして…俺に逃げようとしている」

「違います……!!」

「違わねえよ」


懸命に否定する花菜だが、不破には確信がある。

それは他でもない…彼女の涙が証明しているのだから。

嘘の無い純粋な色。
深い哀しみを映す温度。

指の先で少し触れただけで、その真意がダダ漏れだ。

/421ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ