この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第18章 僕を見て
開いたり閉じたりをゆっくりと大きく繰り返す卑猥な穴の上で、動くこともできない肉芽が男の指に撫でられ続ける。
あくまで優しく弄られるから絶頂の兆しはこない。
しかしそんな甘い境地に晒される彼女の身体は、肌を高揚させジワリと汗をまとい、内側から熱を増していた。
「…ハァ‥…っ…‥ハァ…‥…、ぁ……!」
「はぁーっ…。さぁ、乱れて…!」
開かせた内腿に鼻を擦り寄せて深く息を吸う。
女の熟れた匂い。
淫蜜と汗が混ざった香りがツンと鼻の奥に届く。クセになる匂い……思わず、噛み付きたくなる。
そう、この肌だ……
今の状態のまさにこのカラダが何よりのご馳走。
鼻を付けたまま舌を出してひと舐めすると、過敏な皮膚は緊張して震えた。
弱点を的確に責められ、弾けることは許されずに溜まった熱──逃げ場のないその熱が薄い膜の向こう側で暴れている。
どこを舐めても
どこに触れても
愛おしい反応を返してくれる。
可愛い……
君は本当に可愛いよ……!