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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第18章 僕を見て
律動に合わせて揺さぶられる彼女は右手で敷布を、左手で胸に爪を立て、ぶつけられる衝撃に苦しむ。
まるで股間から喉元まで串刺しにされているかのように胸と首を反らし、何とか息をしようとする口からは代わりに声が出ていた。
「ァ──は…!!…ハァっ‥…ひぃ ぁ…!! ぁ、ア!」
意味のある言葉は出ていない。苦痛と情欲を織り交ぜた悲鳴が甘い音程で室内を震わす。
男が腰を引き雁首を膣口辺りまで引き抜くと、ドロドロとした熱い淫水がたっぷりと掻き出され
再び深くまで穿てば、淫唇の肉まで一緒に中へ引き連れられて見えなくなる。
クリトリスだけが辛うじて見える位置に留まり、今は触れられていないというのにヒクヒクと激しく脈打っていた。
ズ..!! ズリュ! ズリュ!
グチャ! ズリュ...グチュン!
高い密着度で肉壁を前後に掻き撫で、否応なしに悦楽を送り込む。
彼女の弱いトコロを見抜いた後、そこを狙い律動を斜行させれば、ひと掻きごとの反応がより淫らに変わった。
「…ヒッ//‥‥ぁぁぁ‥…//」
「ああ……ッ……はは、いいね…! イキそう?なんだね?わかるさ……!!」
「モ‥─ッ‥…ひぁ、アッ!アッ!はぁ…ン!‥ン、アっ‥はぁぁ‥!!」
「ハァ──ハァ、ハァっ…ハァっ…!……そう、そのまま…イッテ…僕ので…!そした ら、僕のをたっぷり奥へ出してあげるから…!さぁ!さぁ!」
「ア!ア!‥ぁッッ‥//‥‥…ア!アっ!アっ!アっ!‥アっ、ア‥!!」
ストロークを短く変え最後の追い込みにかかる。
耐えようとする愚かな思考さえ吹き飛ばす。
「ア!ア───ッ─あああ…!!」
花菜はあらゆる感覚を爆発させて、芯から蕩けそうな絶頂の波にさらわれた。
それと同時に──
「ハっ──クッッ………!!」
男の腰がぎゅっと張り、その中でジワリ広がった快感が頭まで突き抜ける。
彼女を犯していた灼熱もまた、最奥に向かってありったけの精を吐き出した。