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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第4章 発芽
水溜まりで反射した光は眩しくて、花菜は何度か瞼を瞬(マバタ)かせた。
しかし
その明るさに目が慣れてきた時
彼女は屋上の床に捨てられた…ある物を見付けてしまった。
「……!」
同時に、また声が聞こえた。
不審な事態を感じ取った花菜はそちらの方に歩いていった。
──
「アっ! アっ!…っ…アん」
「…っ…おい、もっと尻を突き出せ…」
「ああんっ…!!」
屋上のフェンスを握って立つ女生徒。
その後ろに立つ男が、女生徒の尻を掴んで引き寄せ、自らの腰を打ち付けている。
「アっアっアっ!…ハァっ…!」
彼女のスカートはまくられ、下着は膝まで下ろされているから下半身が丸見えだ。
乱れたブラウスからは大人っぽい黒色のブラジャーが覗いており…
さらに…二人が繋がった部分までよく見える。