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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第6章 助けて…お兄ちゃん

「また五月蝿い声だしやがる」

「…ん…ッぐ…!」

しかし、彼女の口は男の手で塞がれた。

「やっぱこの女ウザイわ。──不破、さっさとヤっていいか?」

彼女の顔面を掴んだ男は、机の上に寝転がっている不破に向かってそう尋ねると──

返事を待たずに彼女の制服をめくり、内側へ乱暴に手を入れた。

「んー…!?」

花菜はくぐもった悲鳴をあげる。

反射的に立ち上がろうとしたが、両横の男たちにそれを妨げられた。

キャミソールの下に滑り込んだ手──。

「んん!」

身体をしばらく撫でまわした後、ずるっと服を捲られた。

「…ッ──//」

胸元まで捲り上げられ、素肌の上のブラジャーが晒される。

ふんわりと柔らかそうな…ほどよい肉付きの身体と、ブラジャーの隙間でその存在を強く主張する胸の谷間まで

男たちの目に晒されたのだ。

花菜は悲鳴をあげた。

しかし、塞がれた口のせいで声になってくれなかった。

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