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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第6章 助けて…お兄ちゃん


“ ますます怒って…──ッ ”


「きゃあ!?」

唐突にブラをずらされ、プルんとまろび出た膨らみ。

上にずらされたブラジャーが食い込んで卑猥に歪んでしまったそれに…男が喰らいついてきた。

「なに!? いや!」

突き飛ばそうとした手を別の男に捕らえられ、逆に胸を突き出す様に両肩を固定される。

「はいはい~暴れないでね」

「…やッ やだ!」

「おいもっと上手く舐めてやれよ」

「やだ……」

為すすべなく膨らみの先端に舌が絡まった。

大きな乳房に対して小さめな乳首を、上下左右に弾きながら弄んでくる。

同時に、首の後ろのほうにゾクリと痺れが走った。

レロ...レロ...

“ や…ッ これ、変な感じ ”

得たいの知れない感覚に困惑し、花菜は必死にもがいてみるのに効果はゼロ。

いくら脚をばたつかせても、すぐに押さえつけられる。

「……ぅ」

花菜の目に、涙がまた溢れてくる。

自分はどうしてこんな人に胸を舐められてるんだろう。

おかしい、おかしい…。

「やめて……っ」

「ハ…」

頭がおかしい。

この人、頭がヘンなんだ。



“ だからこんな…── ”



「エロい反応…」


「え…」




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