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溺愛 ~ どうか 夢のままで ~
第6章 助けて…お兄ちゃん

「──…自分でちゃんと気付いてんのか? これ……ここを、俺が舐めるたびに……ビクビク反応してんの」

「そ、そんな……─アっ」

頭の中で精一杯…目の前の男をなじっていたのに

しかし、あまりに心外な言葉を投げられたことで、花菜はハッと自身を省みた。

反応してる?

なんで?

咄嗟にしようとした否定さえも、勝手に出てきた甘い声に邪魔された。

「ああ~ホントだな。すげぇいい反応」

「乳首弱いの? じゃー耳はどうかな?」

「…ふぁ、…アっ…!!」

両横からも煽られる。

左隣の男には、耳の穴に舌を挿れられた。

「…ぅぅ…っ」

首を捻って抵抗を試みるも…頭をがっちりと抑えられ、拒否できない。

「……ぅ、……ぁ‥ッ‥…ぁ」

「ハハ! すっげー! 耳でも感じまくりじゃんこの女」

「ち‥…違います!」

「さっきから感度よすぎねぇか? どうせここもとっくに──…ああ、ほら、濡れてるし」

「いやぁ! そこは触らないで!」

右の男にはスカートの中に手を入れられ、大事なトコロを下着越しに擦られる。

「…やめて! ゃ…‥ッ…ぁ…!!」

耳朶を良いように甘噛みされ、乳首を舌先で飴玉のように転がされ…

花菜は徐々に、自分のナニカがおかしくなるのを感じていた。

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