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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第3章 思わぬ相手―眞彩side-
ビル群が続く通りに目立つ洋館。欧米風の格子がアクセントの素敵なカフェで柚希と待ち合わせをした。
私はミルクティで飲みながら柚希を待つ。
柚希がスーツ姿にビジネスバックを持ってカフェに入って来た。
辺りを見回して私の姿を探す。
私は短く手を振って、自分はここだとアピールした。
柚希はフッと笑ってテーブルに向かって歩いて来た。
「今日の柚希、サラリーマンみたい」
「今日は銀座のダイヤモンドホテルで医師会があったんだよ。その帰りだ」
「へぇー」
ウェイトレスが冷水を運んで来た。
「ありがとう」
柚希はオーダーしない旨をウェイトレスに伝えた。
ウェイトレスは軽くお辞儀をして厨房に戻っていく。
「何も飲まないの?」
「いらない」
カフェで長居する気はないらしい。
「私も直ぐに飲み終わるから・・・」と急いで飲もうとすると柚希は制した。
「ゆっくりと飲んでて…俺は眞彩が飲み終わるまで待つから・・・」
「うん」
彼の優しさに触れ、心臓がドクンと高鳴った。
私はミルクティで飲みながら柚希を待つ。
柚希がスーツ姿にビジネスバックを持ってカフェに入って来た。
辺りを見回して私の姿を探す。
私は短く手を振って、自分はここだとアピールした。
柚希はフッと笑ってテーブルに向かって歩いて来た。
「今日の柚希、サラリーマンみたい」
「今日は銀座のダイヤモンドホテルで医師会があったんだよ。その帰りだ」
「へぇー」
ウェイトレスが冷水を運んで来た。
「ありがとう」
柚希はオーダーしない旨をウェイトレスに伝えた。
ウェイトレスは軽くお辞儀をして厨房に戻っていく。
「何も飲まないの?」
「いらない」
カフェで長居する気はないらしい。
「私も直ぐに飲み終わるから・・・」と急いで飲もうとすると柚希は制した。
「ゆっくりと飲んでて…俺は眞彩が飲み終わるまで待つから・・・」
「うん」
彼の優しさに触れ、心臓がドクンと高鳴った。