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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第15章 愛しき人
ー眞彩side-
晃祐さんはすぐさま個室の病室に移された。
「!?」
明かりが眩しかったのだろうか眉を顰めながら、切れ長の瞳を開ける。
「ここは?」
晃祐さんは慌てて飛び起きる。
「晃祐さん、目覚めました?」
「眞、眞彩さん??」
晃祐さんの顔は鳩が豆を食らったような表情になった。
「ここは柚希の病院です。晃祐さんは急に意識を失って、病院に搬送されたんです」
「意識を失った??俺としたコトが・・・ホテルの引継ぎは?」
「あ・・・副支配人の夕都(ユウト)さんが後は俺に任せろと言っていました」
「夕都のヤツ・・・」
夕都さんは晃祐さんの年子の弟。
「夕都なんかに借りを作るなんて、俺のプライドが許さない・・・俺は退院します!」
「それは・・・先生と相談しないと」
「・・・では、先生と相談するから、その先生を呼んでください。眞彩さん」
「でも・・・」
誰かが、引き戸をノックする。
「柚希だ。入るよ。眞彩」
柚希が引き戸を開けて、入って来た。
「ちょうどよかったわ。柚希」
「晃祐さん、意識戻したんですね・・・」
「副支配人の夕都にホテルは任せられません!!今すぐに退院します!!」
「それは無理だよ。晃祐さん。1週間は入院して貰わないと」
「い,1週間!?俺は何の病気なんですか?」
「唯の過労と寝不足だけど・・・貴方には休養が必要だ・・・」
「そんなコト言われても・・・あなた方の結婚披露宴の準備だって・・・」
晃祐さんはすぐさま個室の病室に移された。
「!?」
明かりが眩しかったのだろうか眉を顰めながら、切れ長の瞳を開ける。
「ここは?」
晃祐さんは慌てて飛び起きる。
「晃祐さん、目覚めました?」
「眞、眞彩さん??」
晃祐さんの顔は鳩が豆を食らったような表情になった。
「ここは柚希の病院です。晃祐さんは急に意識を失って、病院に搬送されたんです」
「意識を失った??俺としたコトが・・・ホテルの引継ぎは?」
「あ・・・副支配人の夕都(ユウト)さんが後は俺に任せろと言っていました」
「夕都のヤツ・・・」
夕都さんは晃祐さんの年子の弟。
「夕都なんかに借りを作るなんて、俺のプライドが許さない・・・俺は退院します!」
「それは・・・先生と相談しないと」
「・・・では、先生と相談するから、その先生を呼んでください。眞彩さん」
「でも・・・」
誰かが、引き戸をノックする。
「柚希だ。入るよ。眞彩」
柚希が引き戸を開けて、入って来た。
「ちょうどよかったわ。柚希」
「晃祐さん、意識戻したんですね・・・」
「副支配人の夕都にホテルは任せられません!!今すぐに退院します!!」
「それは無理だよ。晃祐さん。1週間は入院して貰わないと」
「い,1週間!?俺は何の病気なんですか?」
「唯の過労と寝不足だけど・・・貴方には休養が必要だ・・・」
「そんなコト言われても・・・あなた方の結婚披露宴の準備だって・・・」