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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第18章 ガータートスー眞彩side-
柚希がいきなり、私の前で跪くから、何が始まるのかと思った。
でも、彼の情熱的な瞳と言葉に私も感激して、みんなの前で本音を語ってしまった。
披露宴の時間まで、会場脇の控室で待機。
「ねぇ~」
「何?」
「本当にガータートスするの?」
「ダメ?」
「ダメって・・・恥ずかしいよ・・・だって…柚希が私のドレスの中に顔を突っ込んで、口で太腿のガーターが外すんでしょ?」
「何、調べたの?」
「調べたわよ・・・」
柚希がプレゼントしてくれた青いリボンが可愛いフランス製のリバレースのウエディングガーター。
私は喜んで受け取り、今左足の太腿に着けていた。
「その外したガーターベルトは独身男性に渡すと書いてたわよ」
「男版のブーケトスと思えばいい・・・」
「・・・拓真さんたちは盛り上がるかもしれないけど・・・お爺様や祐早斗様たち・・・年配の人たちには・・・」
「刺激が強すぎるかもね・・・」
「新郎新婦、入場の時間です」
能瀬さんが私達を呼びに来てくれた。
彼女の指示に従い、会場へと歩く。