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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第21章 妊娠経過
ー柚希side-
俺は高木院長のオペ出張に助手として同行した。
院長の助手として、今なお劣らない院長の神の手を間近に見た。
乳幼児の心臓手術は、乳幼児専用の小さなメスを扱うコトから始める。
院長の集中力、メス捌き、スピード速さ、縫合の全てが神業だった。
手術は成功し、後の処置をスタッフに任せ、院長と俺はマスクと手袋を外した。
「高木院長、俺・・・院長の凄技に感動しました」
「・・・相馬君、俺は君に技術を盗ませる為に、オペに同行させたんだよ」
俺は渚医局長の代役で、同行させたんだと思っていた。周囲は院長が俺に期待を寄せていると口々に言ってるが、俺はそうは思っていなかった。
「俺はまだまだ・・・」
「・・・君は俺と同じで手先が非常に器用だ。外科医としての腕を磨けば、神の手も夢じゃない・・・」
「院長の言葉は嬉しいですが・・・」
「・・・次のオペも頼むぞ。
相馬君、俺はご両親に会って来る」
「はい」
秋田だけではなく、俺と高木院長は次のオペ場所の沖縄に明日飛ぶ予定。
眞彩を一人東京に残し、非常に悔やまれたけど、またのない経験が出来ると思って、断らなかった。
互いに離れるのはたった2週間ーーー・・・
…ごめんな。眞彩・・・
俺は高木院長のオペ出張に助手として同行した。
院長の助手として、今なお劣らない院長の神の手を間近に見た。
乳幼児の心臓手術は、乳幼児専用の小さなメスを扱うコトから始める。
院長の集中力、メス捌き、スピード速さ、縫合の全てが神業だった。
手術は成功し、後の処置をスタッフに任せ、院長と俺はマスクと手袋を外した。
「高木院長、俺・・・院長の凄技に感動しました」
「・・・相馬君、俺は君に技術を盗ませる為に、オペに同行させたんだよ」
俺は渚医局長の代役で、同行させたんだと思っていた。周囲は院長が俺に期待を寄せていると口々に言ってるが、俺はそうは思っていなかった。
「俺はまだまだ・・・」
「・・・君は俺と同じで手先が非常に器用だ。外科医としての腕を磨けば、神の手も夢じゃない・・・」
「院長の言葉は嬉しいですが・・・」
「・・・次のオペも頼むぞ。
相馬君、俺はご両親に会って来る」
「はい」
秋田だけではなく、俺と高木院長は次のオペ場所の沖縄に明日飛ぶ予定。
眞彩を一人東京に残し、非常に悔やまれたけど、またのない経験が出来ると思って、断らなかった。
互いに離れるのはたった2週間ーーー・・・
…ごめんな。眞彩・・・