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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第21章 妊娠経過
******
「ただいま」
「お帰り。柚希」
検査結果が出るまで、俺と眞彩も気が気でなかった。
周囲だって、俺たちのコトを心配した。
「眞彩」
「何?柚希」
「検査結果を杉崎先生から訊いた…お前にも話したい」
「うん」
眞彩は覚悟を決めたかのように凛とした光を二つの瞳に宿した。
俺と眞彩は階段を上がり、部屋に入った。
妊娠5ヵ月のお腹を摩る眞彩。
「検査結果だけど、母体のお前に問題はなかった。問題は赤ちゃん側にある。
結論から言えば、重篤な先天性心疾患の可能性が高い。
赤ちゃんの心臓に問題があるかもしれない。詳しい検査する必要があるそうだ・・・」
俺は呼吸するのも忘れ、無我夢中に眞彩に説明した。
「・・・検査結果によっては入院、分娩方法も変わる・・・」
「柚希が助けてくれるの?」
「・・・そのつもりだよ。だから、眞彩、だから…俺を信じて欲しい・・・」
「柚・・・希」
「俺とお前の子だ。
だから、悲観しないで欲しい・・・眞彩」
「うん…柚希を信じる・・・」
眞彩の頬には大粒の涙を伝った・・・
「ただいま」
「お帰り。柚希」
検査結果が出るまで、俺と眞彩も気が気でなかった。
周囲だって、俺たちのコトを心配した。
「眞彩」
「何?柚希」
「検査結果を杉崎先生から訊いた…お前にも話したい」
「うん」
眞彩は覚悟を決めたかのように凛とした光を二つの瞳に宿した。
俺と眞彩は階段を上がり、部屋に入った。
妊娠5ヵ月のお腹を摩る眞彩。
「検査結果だけど、母体のお前に問題はなかった。問題は赤ちゃん側にある。
結論から言えば、重篤な先天性心疾患の可能性が高い。
赤ちゃんの心臓に問題があるかもしれない。詳しい検査する必要があるそうだ・・・」
俺は呼吸するのも忘れ、無我夢中に眞彩に説明した。
「・・・検査結果によっては入院、分娩方法も変わる・・・」
「柚希が助けてくれるの?」
「・・・そのつもりだよ。だから、眞彩、だから…俺を信じて欲しい・・・」
「柚・・・希」
「俺とお前の子だ。
だから、悲観しないで欲しい・・・眞彩」
「うん…柚希を信じる・・・」
眞彩の頬には大粒の涙を伝った・・・