この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第22章 初恋の想い出
「何してるんだ??眞彩ちゃん」
柚希は血相を変えて、私の火傷した手を花火用の汲んであったバケツに突っ込んだ。
「だって・・・」
「早く手当てをしよう」
柚希は花火用の後片付けを後回しにして、両親達がダイニングルームに戻った。
「桐生社長、眞彩ちゃんが花火で火傷をしました・・・」
「火傷?それは大変・・・」
お母様が慌てて救急箱を持って来た。
「大丈夫?眞彩ちゃん」
「うん」
柚希が申し訳なさそうに私の火傷の処置をしてくれた。
「俺が付いていながら・・・」
「いいの。火の玉は地面に落ちなかったから・・・きっと柚希さんの願いは叶うよ」
「眞彩ちゃんは俺の願いを叶える為にあんな無茶なコトをしたの?」
「うん」
「何で?」
「だって・・・柚希さんの表情とっても辛そうだったから・・・」
「・・・」
柚希は黙ってしまった。
「ありがとう・・・眞彩ちゃん」
「礼なんていいわよ・・・」
これがきっかけで、私の初恋が始まった・・・
柚希は血相を変えて、私の火傷した手を花火用の汲んであったバケツに突っ込んだ。
「だって・・・」
「早く手当てをしよう」
柚希は花火用の後片付けを後回しにして、両親達がダイニングルームに戻った。
「桐生社長、眞彩ちゃんが花火で火傷をしました・・・」
「火傷?それは大変・・・」
お母様が慌てて救急箱を持って来た。
「大丈夫?眞彩ちゃん」
「うん」
柚希が申し訳なさそうに私の火傷の処置をしてくれた。
「俺が付いていながら・・・」
「いいの。火の玉は地面に落ちなかったから・・・きっと柚希さんの願いは叶うよ」
「眞彩ちゃんは俺の願いを叶える為にあんな無茶なコトをしたの?」
「うん」
「何で?」
「だって・・・柚希さんの表情とっても辛そうだったから・・・」
「・・・」
柚希は黙ってしまった。
「ありがとう・・・眞彩ちゃん」
「礼なんていいわよ・・・」
これがきっかけで、私の初恋が始まった・・・