この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第23章 エピローグ
俺と眞彩の子が男児だった。
爺ちゃんが望んだ相馬家の後継者。
我が子との対面は手術台となった。
眞彩のお腹の中で育まれた命。
その命を救う為に、俺はここに居る。
院長の神の手は未だ、衰えいていなかった。俺はシミュレーション通りに助手として仕事をこなしていった。
手術は無事に成功し、集中治療室の保育器の中で、眠る我が子を見つめる。
桐生社長夫妻、父さんと母さんが俺達の元に来た。
「柚希・・・」
「無事に手術は成功しました」
「眞彩さんも大丈夫よ。柚希」
「母さん・・・」
「本当にご苦労様だった。柚希君」
「いえ、桐生社長」
「一番の立役者は高木院長ですよ・・・」
皆、安堵していた。
「柚希・・・ちょっと話がある」
「!?」
父さんと母さんが俺を廊下へと連れ出す。
安堵していた二人の顔色が急激に曇っていった。
「手術中に、お義父さんの具合が急変して・・・」
「えっ!?」
爺ちゃんの容体が急変って・・・
「お父さんの方は私達二人が付き添うから・・・貴方は眞彩さんに付き添ってあげて。柚希」
爺ちゃんが望んだ相馬家の後継者。
我が子との対面は手術台となった。
眞彩のお腹の中で育まれた命。
その命を救う為に、俺はここに居る。
院長の神の手は未だ、衰えいていなかった。俺はシミュレーション通りに助手として仕事をこなしていった。
手術は無事に成功し、集中治療室の保育器の中で、眠る我が子を見つめる。
桐生社長夫妻、父さんと母さんが俺達の元に来た。
「柚希・・・」
「無事に手術は成功しました」
「眞彩さんも大丈夫よ。柚希」
「母さん・・・」
「本当にご苦労様だった。柚希君」
「いえ、桐生社長」
「一番の立役者は高木院長ですよ・・・」
皆、安堵していた。
「柚希・・・ちょっと話がある」
「!?」
父さんと母さんが俺を廊下へと連れ出す。
安堵していた二人の顔色が急激に曇っていった。
「手術中に、お義父さんの具合が急変して・・・」
「えっ!?」
爺ちゃんの容体が急変って・・・
「お父さんの方は私達二人が付き添うから・・・貴方は眞彩さんに付き添ってあげて。柚希」