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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第5章 突然のプロポーズ
ー柚希side-
「悪いな。柚希」
眞彩との見合いを終えた紡さんが俺を呼び出した。
紡さんが東京に来た時は必ず立ち寄る麻布のバー。
バーと言ってもカウンターだけの小さな店。
間接照明が所々を店内を照らす。重厚な木製のカウンターその向こうには元風景カメラマンの異色のマスター一人がバーを切り盛りしていた。
「眞彩ちゃんとはどう言う関係だ?」
「別に・・・眞彩は父さんの秘書だ。邸宅にも出入りしているし、会う機会が多いだけだよ」
「眞彩ちゃんも同じように説明した・・・でも、付き合っているんだろ?」
「付き合ってない・・・俺と眞彩は・・・」
紡さんは全部知っている雰囲気だ。
「セフレだ・・・」
紡さんは俺の胸ぐらを掴んで力任せに頬を殴った。
俺はスツールから落ちて床に尻を打ち付ける。
「眞彩ちゃんのキモチを知ってて…お前…そんなコトしてるのか?最低なヤツだな」
紡はスツールから立ち上がって、再び俺の胸ぐらを掴んだ。
「紡!?バーが壊れる!!暴れないでくれ!!」
マスターが紡さんを止めに入った。
客は俺達二人だけ。
「いつまで…幼なじみを引き摺ってるんだ?」
「彩名のコトは忘れた・・・」
「悪いな。柚希」
眞彩との見合いを終えた紡さんが俺を呼び出した。
紡さんが東京に来た時は必ず立ち寄る麻布のバー。
バーと言ってもカウンターだけの小さな店。
間接照明が所々を店内を照らす。重厚な木製のカウンターその向こうには元風景カメラマンの異色のマスター一人がバーを切り盛りしていた。
「眞彩ちゃんとはどう言う関係だ?」
「別に・・・眞彩は父さんの秘書だ。邸宅にも出入りしているし、会う機会が多いだけだよ」
「眞彩ちゃんも同じように説明した・・・でも、付き合っているんだろ?」
「付き合ってない・・・俺と眞彩は・・・」
紡さんは全部知っている雰囲気だ。
「セフレだ・・・」
紡さんは俺の胸ぐらを掴んで力任せに頬を殴った。
俺はスツールから落ちて床に尻を打ち付ける。
「眞彩ちゃんのキモチを知ってて…お前…そんなコトしてるのか?最低なヤツだな」
紡はスツールから立ち上がって、再び俺の胸ぐらを掴んだ。
「紡!?バーが壊れる!!暴れないでくれ!!」
マスターが紡さんを止めに入った。
客は俺達二人だけ。
「いつまで…幼なじみを引き摺ってるんだ?」
「彩名のコトは忘れた・・・」