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初恋ウエディング~交際0ヵ月の求愛~
第5章 突然のプロポーズ
「入るよ。爺ちゃん」
相馬様の病室を訪ねると蛻の殻だった。
「そう言えば、午後から検査だって言ってたかな?」
柚希はボストンバックをクローゼットの中に入れた。
「柚希は仕事でしょ?私は帰るわ」
「仕事と言っても…雑務だ…俺達、結婚するんだろ?釣れないぞ。眞彩」
「え、あ・・・」
柚希は人が変わったかのように甘い声で私に迫って来る。
「柚希・・・」
「んっ?」
柚希の瞳は甘く蕩けそうな光に溢れていた。
「柚希…私・・・」
私に迫って来る柚希から逃れようと後ずさりしているとそのままソファにぶち当たり、勢いでそのまま仰向けに転がってしまった。
「相馬様が帰って来たらどうするの?」
「検査は時間がかかる。1時間以上は戻ってこないさ」
「でも・・・」
柚希が倒れ込んだ私の上に乗り掛かった。
「柚希・・・」
「愛してるよ。眞彩」
私が待っていた言葉を始めて口にする柚希。
私のその言葉をずっと待っていた・・・嘘でもいい。ずっと言って欲しかった。
欲望を満たすだけの虚しいセックス。
でも、今は違う。私達は愛し合ってセックスをする。
相馬様の病室を訪ねると蛻の殻だった。
「そう言えば、午後から検査だって言ってたかな?」
柚希はボストンバックをクローゼットの中に入れた。
「柚希は仕事でしょ?私は帰るわ」
「仕事と言っても…雑務だ…俺達、結婚するんだろ?釣れないぞ。眞彩」
「え、あ・・・」
柚希は人が変わったかのように甘い声で私に迫って来る。
「柚希・・・」
「んっ?」
柚希の瞳は甘く蕩けそうな光に溢れていた。
「柚希…私・・・」
私に迫って来る柚希から逃れようと後ずさりしているとそのままソファにぶち当たり、勢いでそのまま仰向けに転がってしまった。
「相馬様が帰って来たらどうするの?」
「検査は時間がかかる。1時間以上は戻ってこないさ」
「でも・・・」
柚希が倒れ込んだ私の上に乗り掛かった。
「柚希・・・」
「愛してるよ。眞彩」
私が待っていた言葉を始めて口にする柚希。
私のその言葉をずっと待っていた・・・嘘でもいい。ずっと言って欲しかった。
欲望を満たすだけの虚しいセックス。
でも、今は違う。私達は愛し合ってセックスをする。