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再会という名のBAR
第2章 新しい店と新しいマスター
いつもの路地を曲がって、ほんの少し進むとあの看板が見えたのに・・
取り払われてないであろう看板を無意識に探してみると、
なんと今までと同じ位置で客を迎えているではないか。
・・うわ!ある!あの看板まだあるじゃない!・・
思わず小走りになって、店の前に立ってみると、
これまではなかったプレートがドアに打ち付けられていた。
[再会という名のBAR]
そう書かれていた。
再会という名のバー?
それが正式な名前なの?
不思議な名前だと、瞳はしばしプレートに見入った。
「再会」という名前ならそれだけでいいのに、
わざわざ「という名のBAR」と書き添えてあるという事は、
これが正式な店名なのだろう。
おもしろい名前ねえ、と呟いてドアに背を向ける。
小窓から明かりがもれていないのだから、まだ開店の準備すらしていないのだろう。
時計を見ると5時50分。
まだまだ開店しそうもないと判断し、
瞳はそのまま駅へと引き返した。
取り払われてないであろう看板を無意識に探してみると、
なんと今までと同じ位置で客を迎えているではないか。
・・うわ!ある!あの看板まだあるじゃない!・・
思わず小走りになって、店の前に立ってみると、
これまではなかったプレートがドアに打ち付けられていた。
[再会という名のBAR]
そう書かれていた。
再会という名のバー?
それが正式な名前なの?
不思議な名前だと、瞳はしばしプレートに見入った。
「再会」という名前ならそれだけでいいのに、
わざわざ「という名のBAR」と書き添えてあるという事は、
これが正式な店名なのだろう。
おもしろい名前ねえ、と呟いてドアに背を向ける。
小窓から明かりがもれていないのだから、まだ開店の準備すらしていないのだろう。
時計を見ると5時50分。
まだまだ開店しそうもないと判断し、
瞳はそのまま駅へと引き返した。