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再会という名のBAR
第2章 新しい店と新しいマスター
「ありがとうございます。ムーンライトの常連さんにも御ひいき頂けるよう
がんばりますのでどうぞよろしくお願いしますね」
言い終わるとマスターは、まだ注文を受けていないのにビールを2つ用意して、
瞳と伊知子の前に置いた。
「あれ?まだオーダーしてないけど・・」
とりあえずビール、から始める2人にとっては
目の前のビールに何ら文句はないのだが、
なぜ何も聞かないうちにビールを出したのだろう・・
「初めてのお客様にはお近づきの印にと最初の一杯をサービスでお出ししてるんです」
「え~ほんと?うれしいわぁ。じゃあ遠慮なく、ごちそうになりますね」
さっそく二人はグラスを合わせ、
それから新しいマスターと二人の女の新しい居場所にむかってグラスをかかげた。
二人に受け入れられたことを確認するとマスターは、
名刺を取り出しそれぞれ手渡した。
そこにはやはり、ドアのプレートと同じく
[再会という名のBAR]と書かれてある。
その下にマスターの名前。
「水元潤平」
ミズモト、ジュンペイ、さん・・口の中で呟く伊知子に、
「どうぞお気軽に潤平って呼んでください」
ニッコリ笑うと目じりに色気のあるシワ。
伊知子の横顔を覗いた瞳は、
彼女の目の形がハートになっているように見えた気がした。
がんばりますのでどうぞよろしくお願いしますね」
言い終わるとマスターは、まだ注文を受けていないのにビールを2つ用意して、
瞳と伊知子の前に置いた。
「あれ?まだオーダーしてないけど・・」
とりあえずビール、から始める2人にとっては
目の前のビールに何ら文句はないのだが、
なぜ何も聞かないうちにビールを出したのだろう・・
「初めてのお客様にはお近づきの印にと最初の一杯をサービスでお出ししてるんです」
「え~ほんと?うれしいわぁ。じゃあ遠慮なく、ごちそうになりますね」
さっそく二人はグラスを合わせ、
それから新しいマスターと二人の女の新しい居場所にむかってグラスをかかげた。
二人に受け入れられたことを確認するとマスターは、
名刺を取り出しそれぞれ手渡した。
そこにはやはり、ドアのプレートと同じく
[再会という名のBAR]と書かれてある。
その下にマスターの名前。
「水元潤平」
ミズモト、ジュンペイ、さん・・口の中で呟く伊知子に、
「どうぞお気軽に潤平って呼んでください」
ニッコリ笑うと目じりに色気のあるシワ。
伊知子の横顔を覗いた瞳は、
彼女の目の形がハートになっているように見えた気がした。