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再会という名のBAR
第1章 突然の別れ・・
「じゃあ、まずはビールをお願いします」
頼むとすぐにビールサーバーにグラスを斜めにあてた。
「この近くでお仕事ですか?」
2つ目のグラスにビールを注ぎながらマスターが
二人に交互に視線を送る。
「私は隣のSで、こっちはこのK駅の向こう側なんです」
まずは伊知子が答えた。
「私達月一で飲み歩いてるんです。中学からの親友で。
職場もすぐ近くだし、加えて二人とも独身だし。
今日はこの近くに新しくできたタイ料理の店に行ってきたんですけど、
帰り道にちょっとうろうろしてみたらこのお店の看板を見つけて。
とてもおしゃれな看板ですよね、ワイングラスと三日月・・」
そこまで言ってから、瞳は気づいた。
店の名前をまだ知らない事を。
「ところでこのお店、なんていう名前なんですか?
デザインばかり見ていたから名前が」
二人の前にビールを置いてから、マスターは名刺を取り出し
それぞれのビールの横に並べた。
頼むとすぐにビールサーバーにグラスを斜めにあてた。
「この近くでお仕事ですか?」
2つ目のグラスにビールを注ぎながらマスターが
二人に交互に視線を送る。
「私は隣のSで、こっちはこのK駅の向こう側なんです」
まずは伊知子が答えた。
「私達月一で飲み歩いてるんです。中学からの親友で。
職場もすぐ近くだし、加えて二人とも独身だし。
今日はこの近くに新しくできたタイ料理の店に行ってきたんですけど、
帰り道にちょっとうろうろしてみたらこのお店の看板を見つけて。
とてもおしゃれな看板ですよね、ワイングラスと三日月・・」
そこまで言ってから、瞳は気づいた。
店の名前をまだ知らない事を。
「ところでこのお店、なんていう名前なんですか?
デザインばかり見ていたから名前が」
二人の前にビールを置いてから、マスターは名刺を取り出し
それぞれのビールの横に並べた。