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契約的束縛ー羞恥公開調教
第7章 調教師の誘惑



内側から部屋の鍵を掛け、俺はスーツを脱ぎ出す。
女の前でスーツを脱いだ事など一度も無い。
だが、今だけはそうしたいと思う。


全てを脱ぎ捨て、美波が居るベッドへ。
少々狭くなるが、俺が美波を抱き締めてしまえば良い事だ。



「・・・美波・・・」


・・触れる素肌と素肌・・


それは服越し以上に心地良く、熱い美波の躰の熱が、俺の躰にまで移ってしまいそうな感覚に陥る。



「・・はぁ・・」


思わず出た、ため息?それとも吐息か??


何故そんなものが出たのか分からんが、腕の中の美波を見れば、俺の胸に頬を擦り寄せて眠ってしまったようだ。



「・・・・・」


俺の方も、少しだけ目を瞑る。
ぬくもりに安堵と心地よさを感じながら・・・・・









・・・気持ち良い・・・


何だろう、このぬくもり・・・


良く分からないけど、誰かのぬくもり。
私は誰かに抱き締められている?



「・・・・・」


凄く・・心地良い・・それに安心する・・


寒いと思ったのに、このぬくもりがあれば寒くない。


日溜まりに居るような暖かさ、それに少しだけ甘い香り。


そのぬくもりと匂いに誘われ、私は深い眠りに落ちて行った・・・・・




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