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契約的束縛ー羞恥公開調教
第8章 会員の誘惑
「手が滑ったと言っているだろう霧斗!」
「幾ら手が滑ったとしても、下に落ちている鞭をわざわざ拾って滑るのは有り得ない‥
そしてルールはルール、間接的にでも女に触れたのは間違いない‥‥でしょう刀谷様」
「・・この俺をどうするつもりだ?」
「決定権は中央‥
俺は中央の指示に従うのみ‥
報告は絶対義務、ただそれだけ、後は俺の管轄じゃない」
まさかこんな事をするとは。
刀谷、少し甘く見ていた。
美波の方は、鞭打たれた頬から血が流れているのを、仁科が応急処置をしている。
「報告はお前の一存じゃ無いのか?
一存なら、揉み消す事も出来るだろうが」
「・・・
監視カメラは随時作動している、言い逃れは不要‥
カメラ画像は中央とも繋がっていて、俺が報告せずとも中央が勝手に動く・・・
俺が言えるのはそれだけだ」
言い捨てて、俺は調教部屋を出る。
刀谷の相手をしていたのは時間稼ぎ、美波を調教部屋から連れ出す為の合間作りの為。
上手く仁科が先に美波を連れ出した。
とすれば、もう刀谷などに用は無い。
(報告書か・・・)
刀谷が言うように監視カメラは嘘。
カメラ自体はあるが、中央とは繋がってはいない。
本当に報告書を作成提出、それが正式な手順。