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契約的束縛ー羞恥公開調教
第9章 調教師の心



「・・・
美波は美波です‥
傷があろうが無かろうが、私は‥‥美波が好きですよ‥‥‥」


「仁科さん冗談は‥「冗談で、こんな事は言わない‥」」


私の心からの本心。
美波に伝わるか伝わらないかは、今はまだ分からないが、それでも私は美波に言う。



「私は美波が好きです」


そっと、美波の躰を抱き締めて見た。
あたたかくて穏やかな美波のぬくもりが、私の躰に伝わる。



「調教師の私が言っても、説得力は無いかも知れませんが‥
私は本気ですよ美波」


「仁科さん・・・私は・・・」


「契約はまだ半月以上ありますからね‥
それまでは、私達調教師も貴女に手は出せません、その間に考えて見て下さい」


「・・・・・はい」


逆らわず腕の中に居てくれる美波。
それが私に取って、どれだけ心地良い事か。


ずっと長く忘れていた、人を好きになる心。
美波は私の心を開いてくれた、もう一度だけ人を信じてみようと・・・



「・・そうですね‥
1つだけおまじないです」


「おまじない?」


せっかく付けたガーゼを剥がして見れば、まだ血が滲む美波の頬。


「・・・・・」


その滲む傷痕を、全てペロリと舌でなぞり舐めた。



「仁科さ‥!?」


「美波の血は、凄く甘いですね‥
おまじない、効果があれば良いですが‥‥」


そう言って、ガーゼを元に戻し固定してあげる。



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